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サンクチュアリ

2009年10月26日 18:05

その場所に一度立つと

私は
あなたは
意思を持った傀儡の人形

景色は
あっと言う間に
もようがえ

数秒前までそこに在った世界は

勝手にかくれんぼを始めるんだ

白い鳩が羽ばたく合図で

朝陽をふたつ
瞳に宿して

舞台の上を滑るように

舞う

迷う


風は吹いていない

穏やかな空気

それでも淡いグリーンと
優しい花たちで彩られたカーテンは

白い布地に光を集めて

どよめきと興奮

そして理解と感心に

心地よい、と囁いて揺れる



やがて訪れる終幕のラッパまでの時が

まるで永遠に続くかのように



でも彼は

知っているんだろう

時に限りが有ることを

だからこその高揚感

ゆるんだ口の端


でもみんな

だからこそ待っているんだ

暗闇の中

静かに教会の鐘が鳴り響く時を

はじまりのときを

ただただ

目を瞑って…





みんなみんな
待っている


人形が魂を吹き込まれて

踊り始める時を

迷いこむ時を
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