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ツール

2011年04月26日 03:52

あの場所も

その場所も

この場所も。

自分が求めたものと違うんだ。

既存の「居場所」は

苛々するばかりで

鬱陶しくて仕方がない。

ひとつひとつに目を向けて

理解を探す。

ひとつひとつ発信して

理解を探す。

違う。
これも違う。
何もかもが違うんだ!

開けた場所は
一方的な主義主張の押しつけばかり。
雑音でしかない。

大嫌いな
情報の乱反射。
好意と
行為がまた
交互にやってきて
大気は震えて
波風立ち
時は無下に捨て去られていく。


進まないのは
裏と表。
磁石のようにシーソーゲーム。

そんな世界の
何が面白い。
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舞華

2011年04月12日 16:06

蒼い胡蝶の蘭に

籠めた祈り

見返りは求めなかった

声もなく

それは

毒となって

私に返るだけ。

消耗品な人形。

生命はまた輝くけれど

雨のにおいと

雷のおと。

風は凪いで

窓一枚
世と隔たった場所で

時が確かに切り刻まれる音に

心落ち着かせている。

向日葵は太陽を見てこう呟く。

「他人に負けるな」、と。

紫陽花は月に手を伸ばしてこう囁く。

「我儘に楽しめ」、と。


ただただ前向きに

Memento mori(死を想え)。


水面に映った白木蓮に出逢おうと

重い頭(こうべ)を垂れて

死して冷たくなった光の中に

自らの心を沈めて

静めて

鎮めて

深く

意識も

記憶も

気づかないまま

薄れていってはくれないだろうか。






少し

眠らせて…

また

一人で立ち上がって

独りで生きるから。

仮面は捨てられない。

生きられない、毒が多すぎるの。

もう

創られた第二の世界は

遅すぎた。もう手遅れだよ。何もかも。

歯車は廻る。


そして人は

もう

どこにも帰れない。

帰れないから

新しく作るしかない。

でも人間が作るものに

完全はない。

作って

壊して

繰り返し。

踊り

踊らされて

他を大切にもせずに

そうやって自らも

壊れゆく。

碧珠

2011年04月04日 16:13

幾度手を伸ばしても

どれだけ走って向かってみても

あの青い青い空には届かない

そう考えたら

世界って広いんだ!なんて

瞳に青を映して。

満面の笑顔で。

希望に満ち溢れちゃったりして。


でも

それが

その手が
青空に届く日があったって

その足で
青空に立つ日があったって

その瞳に
青空を宿す日があったって

いいんじゃないかって

不思議じゃないんじゃないかって。

思うんだ。

ゆっくり行こう。

時間には限りがあるけど

その限りある時を
精一杯
生きて
精一杯
活かそうと思うよ。


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